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年収130万円シングルマザーが「養育費」より守りたかったヤバい生活

やってはいけないことがある
露木 幸彦 プロフィール

いまは前妻が「無償」で娘さんを実家に押し付けている状態なので、もし前妻が養育費を受け取っていることを知れば、両親は養育費を渡すように求めてくるかもしれません。なぜなら、前妻は実家に「あいつが養育費を払わなくて…」と言っているということを、祐樹さんはすでに耳にしていたからです。

それなのに祐樹さんが両親に真実を告げたら、前妻は養育費の一部を両親に渡さなければならず、遊ぶ金が減り、わずかなパート代だけで食いつなぐだけの生活に逆戻りです。一方、祐樹さんの提案を受け入れれば養育費は半分(13万円から7万円)になりますが、それでも7万円は自由に使うことができます。

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「受け入れた」前妻の本音

「娘がいなければ7万円で十分じゃないか。コロナが終わったら、また元に戻すかもしれないから」

前妻は一時的に養育費を減らされても、また復活する可能性があることを知り、態度を軟化させたようです。最終的には前妻は祐樹さんの見直し案を受け入れるに至ったのです。

 

もし、前妻が減額に応じず、満額もらい続けた場合、早い段階でコロナウイルスが終息し、収入が元に戻れば、祐樹さんの傷(借金)は最小限で済むかもしれません。

しかし、現時点で終息する時期を特定することは難しいので、減給の期間が長引き、傷が広がり続けた場合、祐樹さんはどこかのタイミングで経済的に破綻せざるを得ず、養育費をまったく支払えなくなります。その場合、前妻は目先のお金にばかりこだわって、先々のお金を失うことになりかねません。