# 離婚

年収130万円シングルマザーが「養育費」より守りたかったヤバい生活

やってはいけないことがある
露木 幸彦 プロフィール

「前妻」の思わぬ行動

「アンタが養育費をちゃんと払うって言うから離婚してあげたのよ!途中で減らされるってわかっていたら、離婚してあげなかったんだからね!」

前妻はありったけの恨み節を並べたのですが、祐樹さんは痛いところを突かれた格好です。なぜなら、先に離婚したいと言い出したのは祐樹さんのほうだったからです。

もともとは「考えて直して欲しい」と懇願する前妻に対して、別居中に支払っていた月13万円の生活費を離婚後も変えない、つまりは養育費として月13万円を払い続けることを約束し、ようやく離婚に漕ぎ着けたようです。

しかし、お金の名目が養育費の場合、事情変更を理由に見直すことが法律で認められています(民法880条)。コロナによる収入減は上記の「事情変更」に該当するでしょうから、離婚の経緯はどうあれ、祐樹さんの言い分に法律的な根拠があるのは間違いありません。

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確かに前妻は離婚の代償として養育費をもらえるですが、上記の条文があるため、残念ですが、最終回まで全額もらい続けることが保証されているわけではないということになります。

そんななか、祐樹さんは前妻の「思わぬ行動」を発見することになったのです。