コロナで養育費減…? 前妻がキレた「年収800万円男」のヤバい言い訳

毎月13万円はもう支払えない
露木 幸彦 プロフィール

「13万円の養育費」はもう払えない…

「もう完全に無理です!5月には13万円の養育費の支払いがありますが、僕にはまったく余裕がありません」

祐樹さんは鬼気迫るように筆者に語ってきました。祐樹さんに初めて会ったのは4月上旬。両目の下には大きなクマができており、少し尋常ではない顔つきでした。祐樹さんは外資系飲食チェーンに勤務しているのですが、いったい何があったのでしょうか。

「うちの会社はコロナの影響をもろ受けていて、本社は3分の2の社員を解雇し、会社の存続に必死になっています。日本(支社)は解雇せず、今いる社員をどうにか守りたい。痛み分けで全社員の給与削減が決まり、僕の場合、5月から20%の給料カットなんです」

祐樹さんは3年前、前妻である桃子さんと離婚したのですが、当時5歳だった娘さんの親権は前妻が持つことに。代わりに祐樹さんは前妻に対し、娘さんの養育費として毎月13万円を支払うことを約束したのです。祐樹さんは年俸制なので賞与はなく、年俸を12ヵ月で割ると毎月50万円(手取り額)。つまり、3割以上を前妻に渡している計算です。

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「養育費は毎月きちんと払ってきました。でも、娘にはまったく会わせてもらえていないんです。前妻が娘に、電話もするな、LINEもするな、手紙を送るな……と言っているみたいで、僕が誕生日やクリスマスにプレゼントを送っても、『郵送してくるな』と…」

祐樹さんは、前妻が娘さんに対して「パパは死んじゃったの、お星様になったの」と吹き込んでいるということを聞きつけた時はさすがに怒りで顔が赤くなったといいます。

「働いても働いても、貯金なんてろくできやしないし。何のために働いているのか……なんだか馬鹿馬鹿しくなってくるときがあるんです」と祐樹さんは愚痴りますが、実際、祐樹さんの家計はすでに危険水域に達していたのです。