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# 居酒屋 # 新型コロナウイルス

鳥貴族「コロナで売り上げ96%減」の衝撃…!本当に耐えられるのか

新たな一手が求められる

3月は上手く凌げていたが

5月12日、焼き鳥チェーン「鳥貴族」の2020年4月度の売上高が発表された。既存店前年同月比で3.9%。実に96.1%減という、かつてない衝撃的な数字となった。

同社の3月度を改めて見返すと、既存店前年同月比83.9%。他の飲食チェーンなどと比較しても、新型コロナウイルス感染拡大初期を上手く凌いだ印象であった。

そして4月。同社は外出自粛要請や緊急事態宣言を踏まえ、同月4日に直営店393店舗の臨時休業(フランチャイズ246店舗には休業を要請)を決定したほか、パート・アルバイト含め雇用維持を目的に「100%給与補償」を行うなど、企業としての姿勢とコロナ自粛明けへの期待が強まっていた。

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しかし一方で、先の見えない不安から、他社がテイクアウト・デリバリー・通販と様々な生き抜く施策を実行に移す中、同社からは何も発表も動向もうかがい知ることができなかったのも事実だ。

5月7日には「臨時休業延長(当面の間)」「雇用の維持継続(6割支給)」を発表するも、その他の発表は4月下旬に「25億の借り入れ」、5月頭の「取締役・監査役の役員報酬4割削減」のみ。「自粛さえ明ければ元に戻るから、それまで耐えればよい」という考えにすら筆者は感じる。

いずれにしても、「売上高96.1%減」という事態について、鳥貴族にとっては予想の範囲だったのだろうか。