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ぱちんこ・風俗vsお上・世間の衝突は自由をめぐる闘争の最前線だ

コロナのどさくさで憲法改正などするな

「そうはいっても」の事情

緊急事態宣言は延長され、概ね5月末までは「コロナウイルス対策のための緊急事態である」と政府が言っています。

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単純にコロナウイルスという感染症対策のためであれば、確かに自粛してお家にいるのが感染を広げないという意味において正解だと思うんですよね。わかる。

でも39県については緊急事態が解除されてしまいました。うっかり感染再拡大しないことを祈るのみです。

いまや「8割おじさん」として国民のヒーローになった北海道大学の西浦博先生もコロナ対策を放置すれば「国内で約85万人が重篤になる」とし、最大で42万人が亡くなるとの試算を4月15日に発表。人と人との接触を8割減らすことでコロナ感染者数を大幅に減らすことができるとの説得は政府も国民もメディアもおおいに納得し、それじゃあ頑張って自粛しようかと真面目な日本人は家籠りに徹します。

しかしながら、問題になるのは「そうは言っても」という人たちです。

用事があって朝に電車に乗ればいまだ少なくない数のサラリーマンが通勤電車に揺られて仕事に向かっていますし、薬局の前を通ればマスクを求める高齢者が密接な距離感で列を作っているのが見られます。さらにぱちんこ屋の前、繁盛しているラーメン屋、バーベキュー禁止と書いてある公園で肉を焼いている人たちなどなど、緊急事態など我関せずという人たちもおられます。いろんな考え方の人がおるんですね。世の中。

 

もちろん、電力やガス、水道、ネット・通信、港湾、輸送、食料品店ほか、人間が暮らしていくのに必要な仕事に従事している人たちは、本当は家で作業できればしたいのにそうは言っていられず現場に出ざるを得ない日本人もたくさんいます。

コロナ対策の最前線で戦っている医師や看護師など医療関係者や、不安とストレスでいかれた注文を役所に平然と持ってくる連中に対処している公務員の皆さん、さらには海外で死者続発の介護施設でお年寄りを介護しておられる介護職員の方々など、仕事柄自粛とは無縁な人々の活躍があって初めて私たちはコロナ対策による自粛要請の美名のもとに自宅に長らくいることができます。

本当に、ありがとうと言いたい。