「給付金10万円をギャンブルで使われる!」依存症者の妻たちの悲鳴

さらに借金を作る可能性もある…
田中 紀子 プロフィール

回復しているギャンブル依存症者に「もしあなたが回復する前に今の様な状況になっていたらどうしていましたか?(複数回答可)」と質問すると、およそ7割の69.91%が「ギャンブルで不安を払しょくしていたと思う」と答えている。

また「家族にあたっていた/家族と喧嘩が増えた/家庭不和になっていたと思う」も42.13%おり、ギャンブル依存症が家族間の問題でも深刻な問題を引き起こしていることが伺える(有効回答数216人)。

さらに、この中からパチンコ・パチスロに依存していた人たちに絞って「もしあなたが回復する前に地域のパチンコ店が自粛していたらどうしましたか?(複数回答可)」と尋ねると、60.59%の人が「都道府県をまたいででも営業しているパチンコ店を探して出かけたと思う」と答えている。

当会に繋がりのある回復しているギャンブル依存症者は、みな「自分の力ではギャンブルをやめられない」と底をついた経験がある人々であり、ここに依存症の予備軍の人々を含めれば相当数にのぼることがわかる(有効回答人数203人)。

 

そして「もし回復する前に特別定額給付金10万円の支給があったら何に使っていたと思いますか?(複数回答可)」という質問に対しては、47.22%の人が「自分の分だけギャンブルに使っていたと思う」と答え、家族の分も含めてギャンブルに使っていたと思うも23.15%に及んだ。

ギャンブル依存症者のいる家族のおよそ4分の1は、特別定額給付金をギャンブルに使われる可能性を示唆している。