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「ピンチの時こそ方向転換して稼ぐ」29歳OL・コロナ時代の副業論

週末モデル、営業代行、UberEats…
マネー現代編集部 プロフィール

コロナ禍で生まれた「働き方を変える」という思い

これまで、順調にキャリアを積み重ねてきた吉田さんだが、新型コロナウイルスの影響で、本業、副業ともに案件が減っている。働き方を見直すべきだと感じているそうだ。

「リーマンショックでの苦い経験とお金に対する危機感は常に持っていたものの、今回、コロナの影響でかなり仕事が減っても、すぐ方向転換できていない自分がいることに気づいて。何があるか分からない世の中だからこそ、どんなことが起きても対応できる術を考えながら働かないといけないと痛感しています」

吉田さんはそう語るが、世間の大多数の人が突然降ってきたコロナの災難に戸惑い、身動きが取れずにいる。その状況下で「すぐ方向転換できない」のは、ある意味当たり前だ。

しかし、彼女が「方向転換できない自分」を良しとしないのは、やはり多感な時期に世の理不尽さを目の当たりにしたからなのだろう。

「誤解を恐れずにいえば、やっぱり父みたいにはなりたくないんです。父は50代でリストラを受けたので、再就職先を探すのもとても苦労しました。そのつらさを間近で見ているからこそ、会社に依存する働き方ではいけないんだなって。

日本では、転職に際して年齢がハードルになることもありますよね。そう考えると20~30代のキャリア形成ってすごく大事だと思うんですよ」

本業の会社には副業をやっている同僚がたくさんおり、互いの副業について話す機会も多く、刺激を受けているという。

 

「私よりもずっと副業で稼いでいる人もたくさんいるし、どんどん起業していく先輩を見ると、このようなビジネスチャンスがあるのかという学びも多い。今はこの不景気の中でも成長している業界に転職しようと動いており、そこでの本業での学びも活かして出来る副業を見つけ力を入れていこうと考えています。次の時代に求められることを探し続けながら先取りで動いていきたいですね」

週末、モデルとして笑顔でカメラの前に立つ彼女の心には、仕事への情熱とお金を生み出すことへの信念が秘められているのだ。

吉田早織さん
1991年生まれ。埼玉県出身。法政大学卒業後、大手日系金融機関を経て、IT企業に入社。現在は営業職として勤務する。「週末モデル」という副業マッチングアプリでの活動や営業代行、UberEatsの配達等の副業をしている。硬筆師範の有段者。