# 新型コロナウイルス

コロナ退学しないために、いま「使いたい&注意すべき」奨学金&制度実名

大学独自の就学支援策も続々と!
原田 広幸 プロフィール

最大限に使い倒せ!

現代は複雑な社会だ。とくに、アフター・コロナの社会は、いままでと全く異なる世界になることだろう。そもそも、職業の在り方や、幸せの在り方、生き方や死に方は、実にさまざまであり、どういうキャリアパスが正解か、何がいい人生なのか、だれも言い当てることなどできない。

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しかし、大学という学びの場は、必ず、進路選択の幅を広げてくれる。選べることが増えるのだ。

その選択肢が、結果として幸せなものになるかどうかはわからないが、少なくとも、自分で選べる進路の中から選んだ、という経験は、生きる自信につながり、人生の充実にとって不可欠な契機となる。

だから、ぜひ、お金の問題を乗り切って、卒業まで漕ぎ着くことを祈っている。

 

せっかく入った大学なのに、時の運に左右されて退学をせざるを得ない。こんなに悲しいことはあるだろうか。本人の将来に禍根を残すだけでなく、社会にとっても大きな損失となるのは確かだ。「コロナ退学」というスティグマが、将来の日本に暗い影を落とさないように、しっかりと対策を考えなければならない。

そもそも、コロナで学ぶ機会を失われたのは、学生本人の責任では全くない。かといって、誰のせいでもないとか、自然のせいだとか言って、誰も責任も負担も負わなくてよいという事にもならない。

コロナで失われた学習機会を保障するのは、まず国や大学であり、最終的には国民全員である。大学に投入される助成金も、政府の支援も、奨学金も、元は他の世代の国民のお金である。そのお金は、まずは最大限有効に使われるべきである。

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