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コロナ退学しないために、いま「使いたい&注意すべき」奨学金&制度実名

大学独自の就学支援策も続々と!
原田 広幸 プロフィール

家庭の所得が高く、基準に満たない場合は、彼氏、彼女と結婚して独立所帯を構えてしまうこともありだろう。結婚はもっと神聖なものだ、けしからん、という意見はごもっとも。そういう人はそういう人生を歩めばよい。

だが、本気で将来を考えているような相手がいる場合は、「就職して稼ぎを得るようになってから」などと言っていないで、とっとと結婚してしまうのも合理的な選択である。

 富裕層だったが、「今」お金に困っている人も

もし、上記の給付型奨学金の基準に満たない場合でも、「緊急採用」(無利子)と「応急採用」(有利子)の貸与奨学金がある。

「緊急採用」の場合でも、世帯収入1290万円以下(子ども1~3人世帯)となっており、基準は厳しくない。「応急採用」となると、世帯収入1670万円以下(子ども1~3人世帯)が基準なので、いわゆる「富裕層だったけど、いま困っている」人には助かる制度だ。コロナ恐慌が広まることで、利用者も増えることが予想される。

保証人も不要?

給付型ならよいが、貸与型の奨学金を借りた場合、数年から数十年にわたって借りたお金を返していくことになる。就職した会社が薄給だったり、第二のコロナ騒動で倒産したりしたら、返せなくなるのではないか。こう心配する人もいるだろう。

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しかし、返済が難しくなったときは、返済額の減額を申請することができ、また、一時的に返済を猶予してもらうこともできる。

無利子型の奨学金の場合は、そもそも「所得連動返還」方式が採用されていて、所得の増減に応じて返済額が決まる仕組みになっている。

奨学金が払えなくなって、破産をしても親に請求が行ってしまう、などの情報を聞いて、借りるのをためらっている人もいるだろう。しかし、現在は、親と親族に保証人を頼まなくても、保証会社を利用する仕組みが出来ている。

数パーセントの利用料が上乗せされることになるが、いざとなった時にも、親や親類に迷惑が及ぶことはない。完全な自立型の奨学金返済が可能になっているのである。

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