日常的に使うものの選び方からも、持続可能な暮らしの可能性を学ぶことができます。そこで、サステナブルなアイテムを使うことの意義にいち早く気づき、仕事を通じて広めてきた人たちに、おすすめのアイテムを教えてもらいました。今回は、「H.P.FRANCE」の早坂奈緒さんが登場。

早坂奈緒
H.P.FRANCE
大手アパレルブランドのプレスを経て、アッシュ・ペー・フランスに入社。2012年、クリエイティブの祭典「rooms」で誕生した「エシカルエリア」から発展したエシカル事業部のPR・企画営業を担当。

早坂奈緒さんのおすすめアイテム

NAJASHのバッグ

先住民族のお守りとして作り継がれてきたバッグやチャームの柄には、それぞれ太陽や畑などの意味がある。そんなコロンビアの伝統文化に魅せられた地元の女性デザイナーが始めたブランド。現在もマイノリティーであり、都市部に暮らす人々との間に大きな貧富差や差別が存在する先住民族と共にものづくりをし、フェアトレードを実行している。¥33000/アッシュ・ペー・フランス www.hpfrance.com

Khohiのバッグ

レザーバッグの職人としてキャリアを積んだ女性デザイナーが、2015年に立ち上げたブランド。素材として使用しているのは、きめが細かくて軽く、とても丈夫な鹿革に天然鞣しを施したもの。2019年のコレクションでは、北海道で害獣として駆除されたエゾシカの原皮を、兵庫県姫路市のタンナーでエコレザーに仕上げたものを使用。「エゾシカが最後に見た空は、最後に踏んだ土はどんなふうだったのだろう」と考え、いただいた命だということを意識することを忘れずに製作している。(上から)¥32000、¥28000、¥22000/コイ www.khohi.net

CLOUDY のバッグ

特定非営利活動法人(NPO)Dooooooooという組織を独自で運営し、アフリカの教育・雇用の創出を目的に活動しているクラウディ。売り上げの一部をこのNPOの活動に充て、これまで1200名の子どもたちの教育の機会を、160名の障害者と女性の雇用を、約87万食の給食を届け、政府認可の学校を開校してきた。アフリカのお母さんたちが一つ一つ手作りしているアフリカンファブリックのバッグや、伝統の織物、特産品などを使ったバッグなどの販売で、現地における雇用拡大にも寄与している。(左)¥10800、(右)¥3500/クラウディ☎03-6459-3946