5月15日 ケプラーが「調和の法則」を証明(1619年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1619年のこの日、天文学者ヨハネス・ケプラー(Johannes Kepler、1571-1630)が「調和の法則」を証明しました。

 

これにより、いわゆる「ケプラーの法則」が3つすべて証明されることとなりました。

ヨハネス・ケプラーの肖像画 Photo by Getty Images

ケプラーは、16世紀の神聖ローマ帝国(当時、現在のドイツ)に生まれた天文学者で、コペルニクスやガリレオ・ガリレイが唱えた地動説を支持する先進的な姿勢で知られました。そして火星の運行について観察を重ねたティコ・ブラーエの記録から、「ケプラーの法則」を証明したのです。

  • 「第一法則:惑星の動きは、太陽を焦点の1つとする楕円軌道を描く」
  • 「第二法則:惑星と太陽を結ぶ線分が一定時間に描く面積は一定になる」
  • 「第三法則:惑星の公転周期の2乗は、軌道長半径の3乗に比例する」

以上3つがケプラーの法則です。このうち第一、第二法則は1609年に発表されましたが、第三法則だけはさらに10年の歳月を要しました。

ケプラーの法則を動画で示した図 Illustration by Creative Commons

これらの法則により、「惑星は真円を描いて移動する」という古代ギリシャ時代からの常識が打ち破られ、地動説の正しさが広く認められることとなりました。

加えて、ニュートンが万有引力の法則を発見するきっかけにもなるなど、のちの時代の発見の礎にもなったのです。