5月14日 けん玉の日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

毎年5月14日は「けん玉の日」です。

 

この日がけん玉の日に指定されたのは2017年のこと。一般社団法人グローバルけん玉ネットワークが一般社団法人記念日協会に登録したことによって成立しました。

けん玉というと日本の伝統的な遊び道具のような印象を受ける方もいると思いますが、この器具は古くから世界各地で遊ばれた形跡があり、ドイツ語ではクーゲル・ファング(Kugelfang)、英語ではカップ・アンド・ボール(Cup and Ball)、フランス語ではビル・ボケ(Billeboquet)と呼ばれています。

明確な起源は確認できませんが、古くは16世紀のフランスのピエール・ド・エストワールという人物が「庶民の遊ぶビル・ボケを王様たちも遊ぶようになった」と記しています。

16世紀フランスで使用された「けん玉」 Photo by iStock

また、当時のけん玉は現在のような形ではなく、現在でいう剣と中皿しかなく、スリムなシルエットをしていました。

現在のけん玉は大正時代に広島市呉市の江草濱次(えぐさ・はまじ)という人が考案した「日月ボール」という形がモデルとなっています。彼がこの形を実用新案として届出をし、登録されたのが1919年(大正8年)5月14日のことです。

「けん玉の日」はこの出来事にちなんで制定されました。

現在のけん玉 Photo by iStock

さて、このけん玉ですが、現在はさまざまなデザインのものが登場しています。その上、動画サイトなどで調べるとさまざまな技が出てきますし、練習法もわかります。

あまり外に出ることができない自粛期間、けん玉を練習して隠し芸にしてみるのも良いのではないでしょうか。