# 新型コロナウイルス

コロナショックで、これから「わが親の介護」はここまで激変する…!

オンライン遠距離介護の正しいやり方
太田 差惠子 プロフィール

息子の「後悔」

見守りカメラとは、文字通り、離れたところから親に異変がないかカメラで見守る商品です。幼い子どもやペットを見守る際に使う商品もあります。

高齢者向けでは、認知症の親が徘徊するのを検知するためのカメラもあり、一部は介護保険でレンタルすることも可能です。

コウジさんの父親はスマホどころかガラケーも持たないし、その上耳も遠いため、電話での交流が難しい状態だとか。

「カメラだと父は操作不要だし、安心感が増すので、当然喜ぶと思ったのです。でも違いました。父は『お前は、俺のことを見張る気か』とすごい剣幕で怒りだしたのです」とコウジさん。

結局、カメラは導入せず、コウジさんは月に1回の帰省を続けてきました。

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しかし、この新型コロナの影響で、3月から帰省できていません。

「電話をしても、聞き取れないので会話がかみ合いません。さすがに心配になり、そろそろ帰省したほうがいいような気がしますが、高齢の父への感染も不安の種。せめて、あのとき見守りカメラを取り付けられていたら……」とコウジさんは悔やみます。