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# 新型コロナウイルス

「さよなら立ち飲み、バイキング…」コロナ社会で消える飲食店

もう元通りになることはない

自粛延長は予想通りも…

2020年5月4日非常事態宣言延長が決定した。この約1ヵ月、飲食店の多くは自粛により、ただただ生き抜くことに必死だった。

この延長は正直予測の範疇ではあったが、実際に決まるとショックは大きい。あと24日まともに売り上げは上がらない。気持ちが折れてしまう経営者、資金が尽きてしまう経営者も多いのではないだろうか。

実際、その余波は大手チェーン店をも蝕んでいる。例えばバイキング形式でお馴染みの人気焼き肉店「すたみな太郎」がそうだ。営業自粛を続ける中、約140店舗ある内、1割近い13店舗の閉店がすでに決まっている。

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筆者も外食産業専門コンサルタント会社の経営者であるが、子会社ではその飲食企業の経営者でもあるのだ。このコロナショックの渦中の経営者の1人だ。コロナショック以降、クライアント企業の苦難をサポートしつつも飲食企業経営者としても陣頭指揮で対応にあたっている。

日々考えていることは2つ。それは、「この緊急非常事態宣言による自粛期間をどう乗り切るか?」と「『アフターコロナ』とも呼ばれる自粛明けにどのような変化が起き、どう対応・順応していくか?」だ。

前者はすでに実行フェーズであるため、今回は後者に注目していきたい。そこで、まずはこのコロナを経験したことによる「消費者マインド」がどのように変化するかを考えた上で“キーワード”を出してみる。