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ユニクロ、コロナ直撃から一転して「株価V字回復」している意外なワケ

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マネー現代編集部 プロフィール

ユニクロが生み出した「新・需要」

市場関係者たちが注目しているのは、じつはこのコロナ禍においてもダメージを最小限に抑えているユニクロの経営巧者ぶりだという。

「4月の売上速報の内訳を見るとわかるのだが、売上全体こそ落ち込んでいるものの、じつは客単価は伸ばしている。通信販売含めた既存店の客単価は前年同月比で110.4%となっており、なんと10%以上伸ばしているのは驚異的である。そこにはユニクロの巧みな戦略があって、たとえばユニクロのアプリなどを見ていると、コロナ禍では『ユニクロとはじめるおうちスタイル』などと銘打って、快適にすごすための家着を提案している。こうした細かいマーケティングがお客の心をつかんで、これまでにはなかった新たな需要を生み出している」(前出・ファンドマネジャー)

一方、人気の定番商品をめぐっては期間ごと、商品ごとに「限定値下げ」するものを細かく変えていき、既存ユニクロユーザーの消費意欲を喚起し続ける仕掛けもまた巧みに実行されている。

「おまけに同社を率いる柳井正氏の危機感が半端ではない。『戦後最大の人類の危機』だと明言する一方、変わるための転換期として位置付けている。危機の時にこそ、ユニクロがこれまで進めてきたデジタル化などをさらにドラスティックに進めることなどが考えられ、むしろ期待感が高まっている」(前出・アナリスト)

柳井氏の言動にはこれまで以上に注目が集まる photo/gettyimages
 

そんなユニクロでは、5月に入ってから、大型店などで順次営業再開も始まっている。

ここまでコロナショックで大きく落ち込んでいたが、ここから一気に反転攻勢。株価も売上高もV字回復への期待感がパンパンに膨れ上がっているというわけだ。

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