2020.05.11
# 日本株 # 新型コロナウイルス

ユニクロ、コロナ直撃から一転して「株価V字回復」している意外なワケ

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

ユニクロが「株価V字回復」しているワケ

もともとファーストリテイリングの株価は、コロナショックの直撃を受けて大暴落していた。

詳細に見ると、年始には同社の株価は6万6000円の高値をうけていたが、これがコロナ感染拡大が明らかになってきた3月には急落。3月には5万円台、4万円台と下げが止まらないスパイラルに陥り、3月19日には3万9910円の安値をつけて、4万円割れまで落ち込んだ。

「その後も4万円台をウロウロしていたが、4月の売上速報を発表した翌日には株価が急伸。5万円台を回復して、5万2180円の高値をつける場面も見られた」(前出・アナリスト)

ユニクロ株は日経平均株価の値動きに大きな影響を与える値嵩株としても知られている。実際、5月8日にユニクロ株が急伸すると、日経平均株価もそんな「ユニクロ効果」で大きく伸ばし、久しぶりの2万円台回復に乗せたのだ。

5月8日にユニクロ株は1500円以上急伸した photo/gettyimages
 

それにしても業績不振の決算を発表したのに株価が急伸すると言うのは不可解な気もするが、じつはいくつか理由がある。

まずは材料出尽くし、という面が大きい。ユニクロの国内事業についてはコロナウイルスの影響がどこまで出るのかと市場関係者のあいだでも注目の的だったところ、今回発表された数値は想定の範囲内ではあった。ひとまずここが最悪の数値だということが確認できたことで、マーケットでは安心感から『買い』を入れる投資家が急増した」(ファンドマネジャー)

それに加えて、前述したように日経平均株価が上昇基調に入っている中で、ユニクロ株がさらに連れ高し、そのユニクロ株高がまた日経平均を押し上げていくという好循環が回り始めた面もあった。

ただ、それだけではない。

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