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やはり学校は2021年から「9月入学」を始めたほうがいい、その理由

どんなメリットがあるのか

来年から9月入学?

学校の9月再開案が急に議論の俎上に上がってきた。宮城県をはじめとする知事の提案に、東京都知事も賛意を示し、高校生たちの署名運動も始まったと聞く。

しかし、実際問題として今年は難しいだろうと思う。緊急事態宣言の解除は現在のところ5月末に行われる予定だが、大学はもうオンライン授業を開始している。高校が9月開始になれば、来春の受験に間に合わなくなってしまう。

それでもどうしても日本全体でこの9月から授業再開となるならば、それは、想像したくないが、コロナ禍が5月以降も猛威を奮いつづけ、夏休みまで再開が不可能な場合だろう。そうなれば大学も来年4月の入学を諦めざるをえない。

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実際、このままでは5月再開も難しく、現場はほんとうに混乱している。地域によっても、また小学校から大学までの学校の種類によっても異なるだろうが、混乱の収拾はひと月ふた月では済まないだろう。

今後まだコロナ禍自体の状況によって変わりうるが、現在の時点で暫定的に、《各種学校の9月開始》を提案したい。ただし、今年でなく、来年2021年の9月からだ。どの地域のどの学校も、それまでの1年4カ月で、本来2020年度に学習すべき内容を修めればよいとするのだ。そのなかでの時間の使い方は、すべてそれぞれの学校の自由に任せればよい。

結論は以上だが、理由を以下に示そう。