エゾエンゴサクの花畑で、エゾリスを見つけました。
大地を覆っていた雪が溶けてエサも豊富になったので、一気に活動的になったようです。
エゾリスは、虫や鳥の卵も食べる雑食性ですが、基本的には植物食で、草木の芽や実を食べています。
冬の間はずっと、お腹がすいていたんでしょうか、ずっと食べ通しです。
エゾエンゴサクは、北海道では春告げ花と呼ばれていて、雪解けのあと、真っ先に咲き出す花です。
脚本家の倉本聰さんが、富良野を舞台に書いたドラマ『風のガーデン』にも登場しました。緒方拳さん演じるお医者さんが、「妖精たちの秘密の舞踏会」という花言葉をつけてましたね。
青い花畑にかわいいリス。まるで、おとぎ話の世界でした。