# 新型コロナウイルス

手作りマスク、アベノマスク、市販マスク…その「効果」を徹底比較した!

意外な結果がわかった
福原 麻希 プロフィール

そこで、一般社団法人職業感染制御研究会のワーキンググループは、4月から、いま、社会に公表されている自作感染防護具の情報を収集し選定して専門家の視点で検証・評価している。

専門家メンバーには職業感染に関する研究者をはじめ院内感染対策に詳しい感染管理認定看護師、人間工学研究者、産業医らが有志で集まった。グループが収集した情報は、おおよそ40点にものぼった。

現在、評価対象となっている代替品は▽マスク▽ゴーグルとフェイスシールド▽ガウンで、今後、▽グローブ▽感染防止アイテムが加わる。ゴーグルとフェイスシールド、ガウンの評価項目は、(1)規格等(JIS規格等の準拠に相当するかどうか)(2)遮断性能/飛沫防護性(3)運動フィット性(4)快適性(5)使用耐久性(6)消毒耐久性(7)作製容易性(8)省コスト性(9)再利用性の9項目とした。

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この評価軸は、同研究会でこれまで蓄積されてきた個人防護具における品質評価の視点に、今回は人間工学の観点による使いやすさも加えたという。

同研究会副理事長の吉川徹さんは、こう話す。「最も重要視したのは、感染管理の基本と個人防護具の考え方です⋆4。感染管理の基本とは、『標準予防策(感染予防の基本概念、手指衛生、個人防護具の着脱のタイミング、その順序・方法、廃棄方法等)』と『感染の経路別予防策』で、それらの目的と特性に見合った個人防護具かどうか、まずメンバー個々の経験や知識を活用して検証し、その後、チームで議論を重ねました」