# 新型コロナウイルス

手作りマスク、アベノマスク、市販マスク…その「効果」を徹底比較した!

意外な結果がわかった
福原 麻希 プロフィール

手作りマスクは「口を触らない効果」はある

それでは手作りマスクは役立たないのか。新型コロナウイルスは前述の飛沫感染のほか、接触感染(ウイルスが付着した手で口や鼻、目を触ること)で、その粘膜からウイルスが体に入り込み感染が成立する。このとき、布等で口元を覆うだけで、自然に手で顔を触る回数が減ると分かっている。つまり、「ウイルス感染を予防しよう」という人々への意識付けには役立つ。

また、マスクをつけるときは顔の形にフィットしていないとウイルスの侵入を防ぐことはできない。このため、現在のマスクメーカーは製品の形状で競争している。前述の岸さんのアイデアは、顎のラインをカットしてフィット性を向上させるとともに、小顔に見せる工夫をしている(商品名「美フィットマスク」)そうだ。

 

個人用防護具の代替品性能評価サイトが登場

4月下旬、新型コロナウイルス感染症に関する情報を発信する有志団体「Act Against COVID-19」(代表・カワセタケヒロ)は、いま、社会で自作されている個人防護具(感染防護具)の代替品」に関する「性能評価と作り方」のウェブサイトを公開した。(「医療用個人防護具の代替品 性能評価と作り方」

ウェブサイトのタイトルに「医療用」とされているが、サイトの中には介護従事者や接客業務(企業の受付等)にも有用な情報が記載されている。
 
これは、社会における個人用防護具の手作りと寄付の動きが短期間で次々と広がるなか、一方、特に医療現場ではこれらの代用品が感染制御の効果や医療安全の観点で適しているか、判断が難しいとする声もあった。