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手作りマスク、アベノマスク、市販マスク…その「効果」を徹底比較した!

意外な結果がわかった
福原 麻希 プロフィール

米国では、外科手術で使う目的で製造される「サージカルマスク(Surgical:外科の)」はFDA(アメリカ食品医薬品局)で性能(フィルター性能のほか、息のしやすさ、血液等の液体を通さない、燃焼性が低い )を審査されている商品を指す。

しかし国内でマスクは雑貨扱い。欧米のように、医療用・一般用と用途別の規格がない。日本では医療用ではないのに商品名に「サージカルマスク」と謳った一般用(家庭用)まであり、混乱した状態と言える。

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日本製「不織布マスク」は世界的に見て高性能

ただし、日本製マスクの品質が低いというわけではない。アイリスオーヤマホーム事業部ヘルスケア事業部部長の岸美加子さんは、こう説明する。

「マスクは現代の最新技術が集められた結晶とも言われています。雑貨扱いで規格がないため、メーカーが販売競争で性能向上に努めた結果、現在の国産の主力商品は、 ほぼ不織布で加工され、さらに、ウイルス、細菌、微粒子、花粉(前述の3種類の試験すべて)を99%カット(捕集)するフィルターが組み込まれるようになりました

 

不織布とは織っていない布のことで、織布より穴が小さくなり物質の捕集機能が高い。

さらに、国産主力商品のフィルター性能はほぼ同等で、世界でも高性能と言える。

驚くことに、それは医療用として重宝されているN95マスク(米国のNIOSH規格)よりフィルターの点だけは優れている(N95はフィルター性能のほか、息のしやすさ、血液等の液体を通さない、燃焼性が低いなどの特性がある)。