# 借金

「自己破産すると人生おしまい」って、ウソ? ホント?

Q&A形式で知る「意外な真実」
福田 亮 プロフィール

「差し押さえ」はあるのか?

Q 給料が差し押さえられてしまうんでしょう?

破産すると、今後の給料を差し押さえられてしまうのではないかと不安になっている方もいるようです。

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結論から言いますと、給料が差し押さえられることはありません。

裁判所に破産を申し立て、破産手続開始が決定されると、債権者は差押えをすることができなくなります。

また、免責決定後は借金がゼロになりますから、給料を差し押さえられる心配はありません。

破産申立ての段階ですでに給料が差し押さえられている場合については、破産手続開始決定後に必要な手続をとることで、執行手続き(差押え)が中止されます。

執行手続きが中止されてから免責確定までに差押さえられた給料については、勤務先の会社によって保管され、免責確定後に受け取ることができます。

なお、管財扱いとなった場合は、破産手続開始の段階で差押えが効力を失います。

Q 家財道具などを持っていかれるんでしょう?

自己破産をすると、保有財産が清算されてしまいます。

とはいえ、清算の対象となる財産は、時価で20万円以上の価値があるものだけです。不動産や自動車、解約返戻金の合計が20万円以上の保険などがこれに該当します。

また、自動車を持っていても、ローンが終わっており、かつ、初年度登録から5~10年経った国産自動車の場合は、そのまま持ち続けることができる場合もあります。

 

「財産を清算される」と聞くと驚いてしまうかもしれませんが、そもそも時価20万円以上の財産を持つ個人の破産者はあまり多くありません。

買った時の値段ではなく、今売ったら幾らになるかという時価で計算しますので、普段使いの家財道具や家電に関しては、まず心配ありません。

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