金正恩「カテーテル手術」疑惑…ウラにある「健康不安」のヤバい実態

その腕に残る「赤い痕」
高 英起 プロフィール

NKニュースの着眼点はさすがというべきだが、早速、筆者は医師のM氏に確認してみたところ次のような答えが返ってきた。

「この大きさからすると点滴や虫刺されの痕ではない。カテーテル治療の可能性は十分にある」

朝鮮中央通信が公開した最新の写真

M氏は心臓外科医ではない。しかし自らも心臓病を患いカテーテル治療、さらに手術を受けたこともあることから、心臓病に関する専門知識は豊富だ。M氏は「カテーテルによる治療は、治療、手術どちらとも言える。例えば前日まで普通に仕事をしていたとしても、カテーテル治療、検査が急に必要になり、急遽決行するケースはある。治療後、一週間から二週間で日常生活の回復は可能だ」と語った。

金正恩がカテーテルによる心血管系の手術(治療)を受けたとすると、この間の不在から登場まで全て矛盾無くつながる。すなわち、4月12日の政治局会議に出席後、急遽心臓病に関する何らかの異変が生じた。そこで、カテーテル手術(治療)を施して療養する。不在によって死亡説まで流れたことから、それを打ち消すために5月1日に万を期して登場したというわけだ。

ちなみにM氏は、「いくら北朝鮮が貧困国家で医療環境が劣悪だとしても、カテーテル治療の技術ぐらいはあるだろう。もちろん特権階級ではない一般の人が受けられるかどうかはわからないが…」と付け加えた。

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