金正恩「カテーテル手術」疑惑…ウラにある「健康不安」のヤバい実態

その腕に残る「赤い痕」
高 英起 プロフィール

時系列的にもCNNの「金正恩重体」報道がデイリーNKの報道を受けた可能性は高い。デイリーNKは過去に北朝鮮のデノミネーション(貨幣改革)や金正恩氏の実母である高ヨンヒの出自について、世界初のスクープを放っており、米国メディアからも注目されている。

ただし、注意すべきは「心臓病の手術を受けた」という情報に関しては同じのもの、デイリーNKの最初の報道とCNNの報道には大きく違いあることだ。デイリーNKは「手術後の経過は良好」としており、CNNは「重体」と報じたのだ。

筆者が一貫して「術後の経過は良好」と主張していたのは、こうした理由があったからだ。しかし、CNNの「重体報道」のみが拡散され、脳死説、死亡説まで主張されることとなる。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

金正恩に腕の「赤い痕」

金正恩氏が公の場に登場したことによって、確かに「重体説」は打ち消された。これは筆者も想定内だったが、思わぬところから、心臓病の手術を受けていた可能性が提起される。

金正恩登場からわずか数時間後、米国のNKニュースは動画から正恩氏の右手に、何かを刺した赤い痕があることに注目した。4月12日の政治局会議の写真と比較すると、明らかに12日以後に生じたものであり、医師の証言を引用しながら、これがカテーテルによる心血管系の治療の痕ではないかと推測したのだ。

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