緊急時のスピード感

ともあれ聞いてみよう。地域の社協と電話で話すことに。
まず、私の状況説明から始める。職業と現在仕事が減少している状況、認知症の父の通所減のことも話す。担当者がすぐに「お父さんは、要介護ですか?」。「はい」というと、「今回の小口資金の貸し付けは基本10万円以内ですが、ご家族に要介護の方がいると、最大20万円出るんですよ。申請が100%通るとはいえませんが」。ありがたい! ほかにも20万になる人の条件はいくつかあった。 

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そして申請日に必要なものを教えてくれた。居住地の市町村で若干違うようだが、私が暮らす自治体で必要だと言われたのは以下のものだ。

1)    世帯全員がのる住民票(マイナンバーはなし)
2)    実印とその印鑑証明(5月8日現在は必要なし)
3)    振り込みに使う通帳かカード
4)    減収を証明する書類(5月8日現在は必要なし)
5)    身分証明書

4番目が一番私には問題だと思っていたが、「ご自分で作る書類でいいです」というではないか。私の場合、たとえば1月はどこからいくらの仕事を受け、減った月も同じように明細を作ればいいという。「ワードで打って印字してくれれば、今回はとにかく急ぎなので、我々はその内容について追いません」。

電話でわかりやすく教えてくれた Photo by iStock

その言葉には心からほっとする。もしかしたら、客観的な証明を求められ、あっちこっちの出版社に連絡して、何か書類を作ってもらわないとだめかもと恐れていたのだ。出版社もテレワークで、書類を作るには時間がかかるのは間違いない。しかも、申請が通れば、1週間から10日で振り込まれるという。このスピード感は、「日々の生活のお金に悩む人が対象」だという現実を思わせる。貸付だからかもしれないが、緊急時はなにより現金をすぐ受け取れることが大切だ。