5月 7日 ポラロイドの創業者E・H・ランド誕生(1909年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1909年の今日、アメリカの科学者E・H・ランド(Edwin Herbert Land、1909-1991)が誕生しました。

 

彼はインスタントカメラメーカーとして知られるポラロイド社を創業しました。

自社のカメラを構えるE・H・ランド Photo by Getty Images

アメリカ・コネチカット州の大都市・ブリッジポートで生まれたランドはハーバード大学に進学しますが、いったん学校を離れてニューヨークに渡ります。そこで彼は、安価な偏光フィルターを発明して「ポラロイド」と名付けました。

その後、ランドはハーバード大学を卒業することなく、実業家の道に進みました。

事業の拡張に着手したランドは、会社名を主力製品からとって「ポラロイド」に改め、前述の偏光フィルターを主に売るようになりました。この「ポラロイド」はさまざまな分野に使われ、サングラスや液晶ディスプレイなどに利用されました。

1948年には世界初のインスタントカメラ「ランドカメラ・モデル95」を発売しました。これは撮影してから1分でセピア色の写真を現像してくれる機能を持っていて、飛ぶように売れました。

巨万の富を得ながらもランドは研究を辞めることなく、1957年には中退した母校・ハーバード大学から名誉博士号を授与されました。

世界初のインスタントカメラ、ランドカメラ・モデル95 Photo by Getty Images