# 新型コロナウイルス

「コロナで『死ぬリスク』が高い人の共通点は…」米専門機関が警鐘!

日本人の2~3人に1人は危険?対策も
村上 和巳 プロフィール

日本での65歳以上高齢者と65歳未満のリスクの高い持病を有する人の合計だけで約4100万人となる。

これ以外に正確な集計不能な糖尿病以外を原因とする65歳未満の人工透析患者、コルチコステロイドや免疫抑制・調節薬の服用者などの合計はどんなに少なく見積もっても20万人程度はいるはずである。さらに国内の65歳未満の推定喫煙者(20~64歳人口にJT調査の成人男女喫煙率を用いて算出)1268万人いる。

重複などを除いて見積もっても日本国内では新型コロナがハイリスクな人は約5000万人、約2.4人に1人はいることになる。実は多くの人にとって他人ごとではないのだ。

 

米CDCが示した「対策」と「注意点」

米CDCでは「高齢者」「ぜんそく患者」「その他の基礎疾患保有者」「HIV感染者」に分けて対策を指示している。ただ、全部に共通して促している注意点がある。それは以下のようなものだ。

(1)なるべく家にいる
(2)頻繁に手を洗う
(3)他人とは約6フィート(約1.8メートル)、だいたい腕の長さの2倍
(4)具合の悪そうな人から距離を置く
(5)日用品など生活必需品はあらかじめストックしておく
(6)頻繁に手を触れる場所は清潔にし、消毒する
(7)クルーズ旅行や重要でない飛行機搭乗は避ける

これを一読して「またか?」「もう聞き飽きた」と言う人もいるだろう。既に緊急事態宣言発令前後から政府や都道府県から発せられている注意事項とほぼ同じものである。

しかし、本当に実行できているだろうか? 現在の緊急事態宣言下で見られる状況と照らし合わせながら検証したい。

まず、(1)だが、外出自粛に関して、ソフトバンクグループの株式会社AgoopがモバイルGPSデータを基にした人出解析の結果を公表しており、緊急事態宣言発令以降、東京都では新宿駅、渋谷駅、池袋駅、新橋駅、品川駅などのターミナル駅で大幅に人出が減っていることが明らかになっている。

一方で周辺に居住区域も多い浅草駅、吉祥寺駅では人出は減少しているものの、前述のターミナル駅ほどではない。また、SNS上では地域の商店街の人混みなどを撮影した様子も盛んに流されている。この現実からは少なからぬ人たちが「外出=交通機関に乗って出かけること」と考えられている可能性がうかがえる。