自動販売機に表示される「AIさくらさん」の画像

訪日観光客の意外な救世主に?AI搭載の「機能多すぎ」自動販売機!

コロナ禍でも「AIさくらさん」奮闘中
日本ではどこにでもある自動販売機。多くの人が見慣れたものだと思いますが、日本を訪れた観光客の方々には目新しく、そして難解なものに見えるようです。

今回は、そんな問題を解決するために誕生しつつある、AIを搭載した多機能自動販売機の実証実験についてご紹介します。

この記事は〈Ledge.ai〉より作成しました。元記事はこちら Text by 高橋忠弥

慣れていないと難しい…

まったく意識したことはなかったが、訪日外国人にとって日本の自動販売機は難解なのかもしれない。ひとえに缶コーヒーといっても、無糖、微糖、カフェオレ……いっぱいあるし(Google検索で「缶コーヒー 多すぎ」って出たのはさすがに笑った)。

 

株式会社JR東日本ウォータービジネスが訪日外国人を対象にした自動販売機に関する調査では、およそ3割の人が「操作が難しいと感じたことがある」と回答。

また、中国からの旅行者は「決済方法が難しいと感じた」、韓・米からの旅行者は「飲料の種類が分かりにくいと感じた」とコメントしたそうだ。

多くの商品が並べられた自動販売機

この結果を受け、JR東日本ウォータービジネスは2月13日に、「インバウンド向け多機能自販機」の実証実験を開始することを発表した。自動販売機にAIを搭載し、多言語での案内・説明に対応する。

インバウンド向け多機能自販機には、15インチのタッチパネルが搭載されている。

AIが搭載されている自販機のイメージ

タッチパネルには株式会社ティファナ・ドットコムの「AIさくらさん」のバーチャルアニメーションが表示され、タッチパネル操作や口頭での質問に対してAIを活用したさまざまな案内をする。

案内される内容は、自動販売機の使い方から、商品の詳細情報、決済方法まで。日本語以外に英語・中国語・韓国語で案内できる。

さらに、顔認識システムを備えたカメラの搭載によって、利用者の性別や年齢層など属性の識別が可能だ。識別した属性、外の気温、時間帯それぞれに応じたおすすめの商品を紹介するのも特徴のひとつ。