5月 4日 ラムネの日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日、5月4日は「ラムネの日」。栓を開けるとシュワッと爽快な音がする、飲み物のほうのラムネの日です。

 

冷たい夏の味を思い浮かべながら、ラムネについて学んでいきましょう。

ラムネを飲まずして、夏は語れない。 Photo by Getty Images

そもそも、「ラムネ」という名前はどこから来たのでしょう? 実は、皆さんがご存知の飲み物「レモネード」が訛って生まれたのだそうです。

日本にラムネが持ち込まれたのは1853年の幕末、浦賀に来航した黒船からの贈り物としてでした。ラムネを初めて飲んだ幕府の役人は、栓をシュッポンと開ける音をピストルの音と勘違いしたのだとか。

そして、時代は明治を迎えます。1872年の5月4日、当時の東京府に住む千葉勝五郎という人物が「檸檬水」の製造・販売許可を取ったのがラムネの日の由来です。その後1896年には、日本最古のラムネメーカー・トンボ飲料が創業され、国産のラムネが味わえるようになりました。ラムネの歴史は、日本の近代化の歴史と切っても切れない関係にあるのですね。

ところでラムネと言えば、ビー玉で栓をするあのユニークな瓶を思い浮かべるのではないでしょうか。実はこの瓶が生まれたのは、千葉勝五郎が許可を取ったのと同じ1872年。ペリーが浦賀に来航したころは、ワインのようにコルクで栓をしていたのだそうです。

浦賀に来航した黒船。船内にはラムネの瓶がたくさん!? Photo by Getty Images