「アベガン」の声も…安倍官邸が猛プッシュ、アビガンは本当に効くのか

疑問を呈する専門家も少なくない
長谷川 学 プロフィール

4月27日、日本医師会は、重症化するリスクの高い高齢患者に対し、現場の医師の判断でアビガンの早期投与ができるようにしてほしいと自民党の岸田文雄政調会長に申し入れた。政治、一部マスコミ、さらに医師会もアビガンへの期待で沸き立っているようだが、小川准教授はこう釘を刺す。

「日本では森友問題で財務省が公文書を改ざんしたように、改ざんが当たり前になってしまっているように思います。アビガンの備蓄量を現在の3倍にするため、政府は139億円の予算をつけると報道されています。巨額の税金が投入されることから、今回の治験では、政治やマスコミ、世論に迎合して、データの改ざんが行われないよう、とくに厳しく監視する必要があります」

 

すでに、国民に配布されるマスクの業者選定などでも疑義が示されている。危機のときにこそ、冷静な対応が求められるのではないか。