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新型コロナで恋愛・婚活が激変…結婚できる人とできない人の差

オンラインデート、していますか?

「オンラインで出会う」という言葉の響きは、世代によって大きく異なる。50代以上にとっては、未だに出会い系のいかがわしいイメージがあるかもしれない。だが、40代以下にとって、オンライン経由での恋愛・婚活はごく一般的だ。

2018年に成婚した人のうち、結婚相手とオンラインの婚活サービスで出会ったのは7.4%。10年前の5倍に伸びている。

では、日本は「オンラインで出会い、結婚する」のが一般的だったか? というと、実態は全く異なる。マッチングアプリで相手を探しても、いくつかメッセージを交わした後は現実世界で出会う。デートを重ねて告白し、付き合う過程は従来の出会いそのものだった。

ところが、出会って告白し、付き合うまでのプロセスが、暴力的な形で変わろうとしている。新型コロナウイルスの影響だ。

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寂しいのに、出会えないジレンマ

現在、新型コロナウイルスの影響で、全国的に外出自粛が要請されている。地域によって実感は異なるだろうが、都内は10万人あたりの陽性者数が全国1位ということもあり、混雑するスーパーなどでは、ピリピリした空気が漂う。

カフェやデパートのようなデートスポットは閉店しており、ゴールデンウィーク後も開業できるか不明だ。感染が怖い以上、婚活パーティや合コンも開催できない。だが、ずっと一人で引きこもっていると、人恋しさはいつも以上に募る。テレワーク(在宅勤務)で仕事でも外出しない方はなおさらだ。

 

ここまでは出会いたい個人の事情だが、婚活業界も差し迫った問題に迫られている。何しろ、婚活パーティや街コンは外出自粛で全滅、マッチングアプリすら「どうせ気になる人ができても、デートできないし」と削除したユーザーの話をちらほら聞く。結婚相談所は対面での相談がサービスの根幹にあるため、新規問い合わせも激減しているという。