毎週日曜は「麒麟会」

――3月のレコーディングはLAで行われました。

堀澤:毎週日曜日、「麒麟会」というのをジョンの自宅で行っていました。向こうでは「ジャパンチャンネル」というテレビ局があって、ちゃんと日曜日の夜8時(西海岸では夕方5時)に大河ドラマを観られるんです。

新たな作曲に役立てるため、備さんが同時通訳をし、光秀の周りの人物相関図を使って説明し、一つ一つ理解しながら、大河ドラマを読み進めていました。観賞会が終わると、ジョンの奥様の手料理を味わいました。

ジョンさん宅で行われた麒麟会の様子

――堀澤さんは、今回の抜擢をどのように活かしていかれますか?

堀澤:今年は、この大河の曲も含めて、日本全国で、『麒麟がくる』の歌をお届けして参りたいと思っております。

イベントなどでも、大河を毎週楽しみにしていただいている皆様に向けて、ジョン・グラムの音楽をお届けし、楽しんでいただけたらと思います。
また、この経験を機に、アメリカと日本を繋ぐ「歌」をこれからも制作していけたらと思っております。

また、4月29日には、7曲入りのカバーアルバムをデジタルリリースしました。『堀澤麻衣子カバー集〜カランコエ〜』で、「ドラマ紀行」で歌った『美濃〜母なる大地〜』も別バージョンで歌わせて頂いております。

――備さんは、いかがですか?

備:今回の作品を通じて学んだことは、人々は文化や言語を超えて、同じ想いを持ち続けられる、取り組めるということでした。今後、世界は国や人種という枠を超えて、地球人と地球人とのコラボレーションが当たり前の世界になると思います。

今回の経験を活かして、世界規模でのコラボレーションをもっともっと実現して、地球人のインスピレーションを作っていければと思っています。