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コロナ長期化で、日本で「成人病患者」が急増するかもしれない…!

特に、若い女性は気を付けて
黒田 尚子 プロフィール

20代女性で、運動習慣のある人はわずか7.8%…

筆者は乳がん経験者だが、急性心筋梗塞や脳卒中、糖尿病、高血圧症など、さまざまな病気を抱える患者の話を聞く機会が少なくない。

彼らはみな「医療が進歩しているとはいえ、身体的にも精神的にも、病気になると自分だけでなく家族も本当に大変。もちろん経済的な負担も大きい。だから、病気にならないのが一番。そのために、日頃の生活習慣が大事だった」などと口を揃える。

そして、病気にならないために日常生活に欠かせないものの一つが運動習慣である。

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誰でも、家でゴロゴロしているよりも、カラダを動かしたり、運動したりした方が健康にいいのはわかっている。けれども、「面倒臭い」「時間がない」「カラダを動かすのが苦手」などの理由から、運動習慣がない人が大多数を占める。

厚生労働省によると、運動習慣とは、「1回30 分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者」と定義されている。

30分以上の運動と言葉にするのは容易いが、実際にカラダを動かしてみると、結構(いやかなり)辛い。では、どれだけの人が習慣的に運動をしているのだろうか?

「平成30年国民健康・栄養調査」において、運動習慣のある者の割合は、男性31.8%、女性 25.5%となっている。ここ10年(2008年から2018年)で、男性はそれほど変化がないが、女性は若干減少傾向にある。

年齢階級別にみると、男女とも最も低いのは 20 歳代で、それぞれ 17.6%、7.8%と、とくに女性が低いのが顕著にわかる。