先日、「しばらく連絡が来ないけど、コロナ大丈夫かな?」と思っていたフランスの友人から来たチャットに驚いた。なんと、彼は新型コロナウイルスに感染して入院していたというではないか。しかも、退院後に再発したという。

いまは体調がだいぶよくなったというので、新型コロナの感染から再発までの一部始終を聞いた。

「ウイルスが喉を這い回る感覚」

ルイ(男性・32歳・仮名)は、パリから電車で1駅離れた郊外に妻と2人暮らしをするミュージシャン。1年の半分は海外にツアーに出かける彼が感染したのは、3月3日のマドリードとパリ間の飛行機だったと考えられている。そんな彼の発症から現在(4月21日)までの状況を時系列で見ていきたい。

3月3日…感染

3月10日…発症。咽頭痛を感じる。

3月12日…頭痛、鼻詰まり、発熱が加わる。

3月15日…肺がナイフで刺されるような痛み、腸の不調を感じはじめる。

3月17日…発症から1週間目、胸骨が押し潰されるような痛みと呼吸困難。救急車で搬送され、PCR検査で陽性と判明。5日間入院することに。「このまま死んでしまうのかも」という思いが何度も頭をよぎったという。

3月17〜21日…入院中、酸素マスクを着用したが、重症ではなかったのでチューブは必要なかった。病院での処置は入院初日から退院までずっと同じで、アセトアミノフェン、酸素マスク、水分補給(主に白湯)のみ。

3月22日~4月7日…退院して帰宅後も、日によって体調が変わる。熱はなく、全身の疲労感、肺の痛み、喉が圧迫されるような日がときおり訪れ、ウイルスが喉を這い回っているような感覚が常にある