「資産100倍の男」ビル・アックマン photo by gettyimages
# 新型コロナウイルス

コロナパニックで「巨額の富を築いた人」たち、その知られざる正体

数千億円をポンっと寄付する男も…!

主要国の多くで外出自粛が行われるという第二次世界大戦後初めてとなる事態を招いた新型コロナウイルスの感染拡大ですが、株式マーケットへの影響も甚大でした。特に、欧米で感染が急拡大した3月の変動幅の大きさは「一世紀に一度」の途轍もないものでした。

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100年に1度のボラティリティ

米国の主要株式指数であるS&P500の動きからも、マーケットが混乱の極みであったことがよく分かります。S&P500は2月20日に史上最高値を更新しましたが、米国でも新型コロナウイルスの感染が拡大し、NY(ニューヨーク)やカリフォルニア州を始めとして主要都市部がロックダウンに追い込まれたことで、マーケットが大混乱し、最高値を更新してからわずか1ヵ月で30%以上も急落しました。

株価の急落というと多くの人がリーマンショックを思い出すかもしれませんが、当時はS&P500の下げ幅こそ58%と今回よりもはるかに大きかったものの、下落期間は07年10月~09年3月まで1年半と長期間にわたり、金融業界のシステミックリスクが段階的に進行したというイベントでした。

 

今回とマーケットの動きが似ているのは87年のブラックマンデーで、この際は10月19日の1日でS&P500が20%以上も下げるなど短期で混乱が拡大し、最終的に2ヵ月間で36%も下落しました。

ただ、今回のコロナショックが特徴だったのは反発も急ピッチだったということです。

じつにS&P500は3月後半を底に、記事執筆時点までの1ヵ月間で20%以上も急反発しているのです。