仮面ライダー『鎧武』ファンの心をつかんで離さない、3つの理由

俳優陣、爽快感、そして…

「変身!」

かっこよく変身ポーズを決めた主人公の頭の上には突然、解体現場で使われる鉄球ほどもある巨大なオレンジが! そのオレンジが主人公の頭に向かって一直線に落下すると、果汁をまき散らしながら瞬時に展開。その後に出現したのは、オレンジの意匠を持つ戦国風の鎧を身に着けた、仮面ライダー!

というシーンはパロディでもギャグでもなく、2013年に平成仮面ライダー15作目として放映された『仮面ライダー鎧武/ガイム』(以下『鎧武』)の主人公、葛葉紘汰の仮面ライダー鎧武への変身シーンです。(正しい表記は「葛」下の部分が「人」ではなく「ヒ」になります)

こうして言葉で描写すると違和感がありますが、実際の画面を見ると、迫力満点で実にかっこいいシーンになっているのです。

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『鎧武』はファンの支持を受け、番組終了後にはスピンオフ作品としてVシネマが展開。2015年4月22日に第1弾『仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』が、続いて2015年11月11日に第2弾『仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』が発売されました。

さらに2019年には仮面ライダーシリーズ初の演劇作品『仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』がオリジナルキャストを中心に上演され、その演劇のストーリーを補完する小説がこの6月に発売されるという、おとろえ知らずの人気ぶりです。

数多く作られている仮面ライダーシリーズの中で、なぜ『鎧武』は番組終了後にも、これだけ長く大きな声援を集め続けているのでしょうか。それには3つの理由が考えられます。