# 早期退職

2020年、実は日本が「世界最高の国ランキング3位」になっていた…!

「生産性」は低いけど、素晴らしい国
中原 圭介 プロフィール

「楽しむ」つもりはありますか?

これまで中高年世代の多くは、終身雇用という制度に安心して、自らの能力を高めようとする動機がありませんでした。

大したスキルを持っていない中高年にとって、これからの新しい経済下で生き抜いていくポイントは、学び直しによって新しいスキルを身に付けて、自らが活躍できる場所を会社の内外に増やしていくということです。

これまでのスキルだけではもう生き残れない Photo by iStock

そのうえで、自らがどのような仕事に興味があるのか、どのような職種を選択してスキルアップしていくのかといった視点があれば、いっそう先行きは明るくなるでしょう。

圧倒的多数の中高年にとって、仕事とは「生活のためにするもの」「つらくて憂鬱なもの」であり、「楽しむもの」だという発想が乏しいのが現状です。

ところが、中高年の人々が自ら興味がある仕事を見つけて、その仕事を楽しむという発想が持てるようになれば、自然と仕事に熱中できるはずなので、スキルは着実に上達していく傾向が強いはずです。

 

その帰結として、仕事へのモチベーションが上がり、生産性も上がるということは、実証的なデータがなくとも簡単にイメージしてもらえると思います。

要するに、これからの日本経済の生産性の底上げできるか否かは、仕事へのモチベーションが高い人や、自発的にスキルアップを考える人がどれだけ増えていくかに懸かっているというわけです。