4月29日 京都鉄道博物館開館(2016年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

2016年のこの日、当時としては日本最大の鉄道博物館となる「京都鉄道博物館」が開館しました。

 

京都駅から徒歩25分くらいに位置するこの地には、もともと旧国鉄の梅小路(うめこうじ)機関区があり、転車台を中心にすえた扇形庫(せんけいこ)に数多くの蒸気機関車が収容されていました。

現在の扇形庫は国指定の重要文化財。でも出入り自由で見学できます

梅小路機関区は、1972年に日本の鉄道開業100周年を記念し、消えゆく蒸気機関車を動態保存するための「梅小路蒸気機関車館」となります。

一方、大阪にあった「交通科学博物館」が老朽化により2014年に閉館することとなったため、その展示物を引き継ぐ形で梅小路蒸気機関車館はリニューアルされ(2015年閉館)、大規模な鉄道博物館へと生まれ変わったのです。

エントランスを入ると、いきなり懐かしの0系新幹線がお出迎え。館内では寝台特急から保線車両まで、53両もの列車が手で触れられる近さで見られるようになっています。

半屋外に0系新幹線が。有料で記念撮影もしてもらえます

車両の一部は運転席や客席に乗り込めたり、あるいは下から眺めたりすることができ、どの世代でも楽しめるようになっています。

吹き抜け構造の2階から車両群を見下ろせます

さらに運転シミュレーターや蒸気機関車の乗車などの体験ができ、歴史的展示も豊富、鉄道グッズまでお土産で買えることもあって、開業初年度の年間入場者数目標の130万人は2ヵ月前倒しで達成されました。

2019年3月に最寄り駅として梅小路京都西駅が開業したこともあり、2020年2月には入館者の累計が400万人を突破。2020年春の段階では休館となっていますが、一部ブルーバックス編集部員が京都出張のときについ立ち寄ってしまう魅力は健在のはず。再開が待たれています。

  屋上からは現役の列車が行き交う様子をのぞめます