配達員が解説、新型コロナで「UberEats」が激変していた…!

感染リスクは大丈夫なのか
服部 隆宏 プロフィール

配達のシステムが変更された

UberEatsで公式に「置き配」指定が追加されています。置き配とはお客様の玄関先に置いて配達完了とする配達方法でお客様と対面する必要がないため接触を避けることができる配達方法です。通常の配達とは完了操作が異なり商品の置き場所の撮影が求められます。

ただ、この「置き配」はもともと一部のお客様からのメモや連絡などからの要望を通じて行ってきたものなので、配達員側からは特に新しい取り組みであるとは感じていません。ただし「置き配」が公式化されたことで置き配件数は増えています。

配達バックと保冷バック
 

写真を撮り承認を受けなければならないなどオペレーションが追加されていて、やや煩雑になったとも言えます。雨天日などはカメラが曇ってしまったり、防水ケースから撮影のためにスマホを取り出す必要があるので非常にやりづらいと感じるところです。

置き配希望でないお客様から設定ミスで置き配指定がされクレームになったりという問題が増えたこともあまり望ましい一面ではありません。また、慣れない配達員には誤配の危険があると私は感じています。

配達員、注文者、配達の傾向の変化

もともと春先にかけて配達員が増える傾向にあるので、この感染症を期に配達員が爆発的に増えたという感じはしません。ただし、ジーパンのようなカジュアルな服装やスーツでの配達を行っている配達員を見かけるところから新規配達員は確実に増えていると思われます。

置き配指定の注文者がかなり増えています。1日の配達の8割が置き配指定という極端なケースもあり感染症による外出自粛需要は確実に増えてきていると思います。特に夜間の配達に置き配希望が多い傾向にあります。

注文で人気があるのは依然としてマクドナルドをはじめとするハンバーガー類ですが、注文傾向はそれほど変わっているとは思いません。タピオカミルクティーの需要もいまだに根強くあり、若年層から40代ぐらいの会社員など需要は本当にさまざまです。

 

注文者の年齢層はにも顕著な傾向はみられませんが、50代以上と見られる注文者と対面がほぼないところを考えれば、それらの注文者は置き配を利用している可能性があります。置き配指定の配達で白髪の老婆が挨拶にわざわざ出てきてくれたことがあることからも、老年者の注文も増えてきている可能性があります。

また置き配は女性が多い傾向にあります。休校措置が始まった3月頃は、受け取りが小学生くらいの子供であることもよく見られましたが、現在では子供の受け取りはほぼない状態になっています。こちらも置き配に指定に移っているのかもしれません。