配達員が解説、新型コロナで「UberEats」が激変していた…!

感染リスクは大丈夫なのか
服部 隆宏 プロフィール

消毒液は自前のもので

Uber側が配達員に指示している感染症への対応は「マスクをつける」「手を洗う」などのごくあたりまえの指示に留まり、それらの遵守は配達員各自に委ねられています。「開始時に体温を測定し数値入力をさせる」「手を洗いや消毒を配達中数時間ごとに促すメッセージを出す」などの機能を最低限アプリに加えるべきであると私は思います。

UberEatsユニオンが4月6日に株式会社ウーバージャパンに対し「パートナーセンターでのマスク、消毒液等感染症予防具の配布」「配達1件に対して300円の危険手当の支払い」の2点を申し入れていますが、このうち「マスクの配布」は現在行われつつあります。

一定の配達件数という不透明な条件がありますが、それを満たしている配達員に希望があれば25枚のマスクを郵送するとしています。これが継続的措置なのか怪しいところであり、また消毒液などの配布はないため依然配達リスクは十分とは言えない状況です。私は消毒液は店舗で貸していただけるものの他に、自前のもので消毒していますが、消毒液は依然入手しづらく高騰しているので手痛い経費となっています。

危険手当については感染した場合を除き、現在はまだ発表されていません。ただしピーク料金という配達集中地域に局所的につけられるボーナスが通常よりも多めにつけられています。感覚的には一件につき50~100円前後という感じで、ないよりマシなぐらいという感じです。もちろんピークタイム以外ではボーナスがつかない時間帯や区域ばかりなのでその点も不満であると言えます。

 

万が一新型コロナウイルスに感染した場合や自主隔離を求められた場合「最大14日間、経済的なサポートを行う」とプレスリリースがなされていますが、こちらも具体的にいくらの補償されるかなどは非常に不透明です。ここも大きな不安要素であると言えます。