(C)川崎フロンターレ

なぜ川崎フロンターレは「物産展」を開いたのか―クラブからの恩返し

サッカーができない今だからこそ

スポーツ紙に「気になる見出し」

サッカークラブの“恩返し”――。

あるスポーツ紙のサイトに、こんな記事が掲載されていた。

「川崎フロンターレ 公式ホームページで“物産展”」

クラブとつながりの深い地域を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、減少している物産品の売り上げに対して少しでも貢献できればという思いから、クラブのサイトで紹介を始めたというのが大まかな内容である。

どんな取り組みなのか詳しく知りたいと思い、公式サイトを覗いた。

(C)川崎フロンターレ
 

対象地域は東日本大震災復興支援活動を続け、スマイルシップ協定を結ぶ岩手・陸前高田市、キャンプ地の北海道・七飯町、宮崎・綾町、熊本地震の被災地で試合イベントにおける物産展の開催でも交流を持ってきた熊本・合志市(谷口彰悟ら所属3選手が熊本県出身)の4地域。4月13日から陸前高田の牡蠣や米、七飯のしいたけ、合志の野菜など物産品を扱う店舗を紹介している。

「この難局をみんなで乗り越えよう!」のタイトルのもと「グッズ編」「物産品編」に続いて翌週には「スポンサー編」がアップされた。「政府から発表されている外出自粛要請に則した商品に限定」して掲載している。

ここに至った経緯や思いを、企画に携わったサッカー事業部営業部長の井川宜之さんに電話インタビューで聞くことにした。