「もしドラッカーが香港人だったら…」今、何と戦うのか

歴史は繰り返すのかもしれない
大原 浩 プロフィール

香港が危うい

共産主義中国の火事場泥棒は至る所で行われている。香港も例外ではない。

まず、中国共産党は、立法会(議会)議員の資格取り消しをちらつかせて議事運営に介入している。また、穏健派と目される15人を違法なデモを呼びかけ参加した容疑で逮捕した(逮捕したのは香港政府だが……)。

香港の民主化要求デモ photo by Gettyimages

もちろん、ポンペオ米国務長官が声明で「中国政府は透明性や法の支配、高度な自治を保障した中英共同宣言の約束と矛盾した行動をとり続けている」と非難しだだけではなく、バー米司法長官は「中国共産党が信用できないことを改めて示した」と述べた。英外務省も懸念を表明している。

2019年11月24日に行われた区議会議員選挙で民主派が圧勝したことから、今年9月の立法会選挙を前に、民主派をひねりつぶそうという意図がありありだ。中共(武漢)肺炎で香港人民が例えようもない苦しみを味わっているにも関わらず……。

ドラッカーがもし香港人であったならば、「中国共産党:火事場泥棒の本質」とでも題した本を出版して亡命していたかもしれない。

亡命先は地理的に近い日本ではなく、米国になるであろう。なぜなら、日本はまともなスパイ防止法が無いからだ。オーストラリアで国会議員がスパイ容疑で摘発されたが、このような例がある以上、スパイ防止法の無い日本ではなおさら国の上層部の中にも相当数の工作員が紛れ込んでいる可能性が否定できないからである。

もちろん、上の方だけではない。日常生活にも多くの工作員が紛れ込んでおり、ネット上の「媚中・反日」コメントの多くはそのような工作員の仕業と考えられるし、共産主義中国に批判的な人々に対する脅迫行為などもよく耳にする。

 

それほど、我々の日常は共産主義中国の脅威にさらされているのだ。

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