血液検査で出たLDの異常数値

ところが、腹筋運動や背筋運動、ちょっと負荷のかかったストレッチ運動をしていくうちに、ある部分にはっきりとした違和感を抱くようになったのです、それは「太もも」でした。「太ももの運動能力が落ちている」「太ももが上がりにくい」と明らかに異変を感じたのです。特に右足は斜め掛けカバンが体の前に来ると前に歩きにくくなり、大腿骨から外側にグルンと回して動かして歩くような動作になりました。太ももが上がらないから外側から回して歩くと言えば想像がつきますでしょうか。

当然ながらこの頃になると周囲も「津久井さん、歩き方変ですよね」と気がつくようになりました、明らかに見た目でも違和感を抱かせるようになったのです。

愛用の肩掛けカバンから歩きやすいリュックタイプのカバンに変えて、何とか身体の異変に対応していこうとしましたが、この頃を境に日に日に&顕著に運動能力の低下が見え、整形外科を受診することになります。

この受診のきっかけになったのは、長年お付き合いのあった行きつけの内科で続けてきた「血液検査」でした。「歩きづらくなっている」という話をしている中、半年ごとに行っている血液検査で「LD(LDH、乳酸脱水素酵素)」の数値が飛びぬけて高くなっているという結果が出て、「MRI」「CT」のある病院で検査をしたほうが良いと勧められました。 

LDの値が異常に高かった Photo by iStock

この「LD(LDH、乳酸脱水素酵素)」は過度な運動をすると上がる数値でもありますが、あまりにも数値(1200以上)が高かったことと、歩行困難になっている現状を鑑み、「肝臓、赤血球、筋肉、悪性腫瘍」の問題があるのではと診断されたのです。