2020.04.23
# 自動車 # 新型コロナウイルス

自動車教習所は“三密”パニック…それでも休校に踏み切れないワケ

免許取得は「不要不急」か否か
工藤 貴宏 プロフィール

教習所に殺到する学生たち

車内という「密室」で人の接触がある技能講習はもちろんのこと、多くの人が集まる教室で行われる学科講習など、自動車教習所は「三密」に近い環境が回避できない。ひとたに新型コロナウイルスが入り込むと感染クラスターを避けられない場所といってもいいだろう。

実は3月以降、そんな教習所に「学校が閉じていて暇ができたので時間を有効活用する」として大学生などが多く詰めかけるという状況が発生した。

国は4月7日に東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、そして福岡の7都府県に緊急事態宣言を発出し、4月16日にはその範囲を全国へと拡大。その上で北海度、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県を加えた13都道府県を感染拡大防止の取り組みを重点的に進める「特定警戒都道府県」に指定した。

この「特定警戒都道府県」に指定された13都道府県をはじめ、その周辺などいくつかの地域で自動車教習所も自粛の対象となり、最初の7都府県では3月末から、それ以外の地域でも今週から休校としている自動車教習所が多い。

 

しかしそこから外れる地域では、以前と変わらず営業を続けている現状がある。都市部からの人の移動がある「合宿免許」を断ってはいるものの、それ以外は営業を続けているのである。

なかには、自分の住んでいる地域の自動車教習所が閉まっているからといって、県をまたいでまで通う人まで出ているという。果たしてそれでいいのだろうか。新型コロナウイルスの感染拡大が都市部だけでなく地方にも広がっている現状を考えると、全国的に休校の判断をするべきだろう。

関連記事

おすすめの記事