芸人兼ソロキャンプYouTuberのヒロシさん。ソロキャンプの取材のため話を聞きに伺ったら、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、キャンプに行くどころの騒ぎではなくなってしまった。しかしそこには「キャンプに出る」こと以前に、「自分で自分が好きなように生きる」という「ひとりの楽しみ方」のヒントが隠されていたその記事はこちら)。さすがひとり名人!と言いたいところだが、なぜヒロシさんは「ひとり」を選ぶようになったのだろうか

インタビュー・文/長嶺葉月

小学生のときから違和感があった

ーー今でこそ、ソロ人生を謳歌する人が増えたように思うが、そもそもヒロシさんが「ひとり」という生き方を選んだ理由はどこにあったのだろう。

「僕は昔から人の輪の中に入れなかった人間なんです。今みたいに明確に言葉にすることができなかったけど、小さい頃からいろいろなことに違和感を持って生きてきた。やりたくもないのに無条件で地元の野球チームに入らなきゃいけないとか。そうやって“みんな”でやらなきゃいけない風潮って知らず知らずのうちに植え付けられてしまう。僕の子供時代は、男子にとって体育といったら楽しくて仕方ないものだけど、僕は苦手で。

体育って、ほとんどが団体スポーツじゃないですか? 個人スポーツなんてマラソンくらい。野球やサッカーよりもマラソンのほうがめちゃくちゃキツいけど、それでもマラソンの方が好きでした。それにね、団体スポーツって誰のおかげで勝ったのかが見えにくい。サッカーにしても、バスケにしても、パスをつないでシュートをして点が入る。いろんな人間がその1点に関わっているけれど、スターになるのはシュートを決めたヤツだけ。さらにいえば、ポジションだって他人が勝手に決めていくでしょ。僕はたいてい目立たないディフェンスで、誰かをモテさせるために、なんで僕が後ろで守らなきゃいけないんだろう?って

YouTube「ヒロシちゃんねる」より