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吉村知事の「出前ポイント」策、キャシュレスのプロが絶賛する理由

“庶民的視点”が活きている
岩田 昭男 プロフィール

商売上手な大阪らしいアイデア

この大阪府の取り組みは、自宅に引きこもっている不精な人には朗報ではないだろうか。労せずして毎日バラエティに富んだ料理を格安料金で楽しめるからだ。

「出前ポイント」とも言えるこのサービスはなかなかユニークであるが、この話が広がったきっかけは、4月9日の大阪府吉村洋文知事の記者会見であった。

新型コロナウィルスの感染拡大を一向に止めることのできない、東京の政治家たちのあまりにも遅すぎる対応に多くの国民が振り回されて疲弊しきっているだろう。

そこに、吉村知事が外出自粛をうまく利用する画期的なサービスを発表したものだから、少し大げさに聞こえるかもしれないが、真っ暗闇の中に一筋の光が差し込んだように筆者には思えた。

とりわけ、ウーバーイーツのポイント還元率50%が筆者には魅力的であった。50%ポイントの最大の利益享受者はもちろん利用者となるが、出前も増えるので大阪府内の飲食店の売り上げもあがる。

 

配達業者も業績アップになるし、自治体もキャッシュレス促進を図れるので、すべての関係者(プレイヤー)が利益を得られる仕組みになっている。これは素晴らしいというより他ない。

やはり、若い知事の柔軟な発想から生まれた事業だから勢いがある。出前の仕組みとポイント活用など庶民の生活をよく知っているからこそ出てくるアイデアで、いかにも商売上手な大阪の人らしい。

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