# 行動経済学

コロナ下の人間心理とは…直感的決めつけ、数字への固執が起こるワケ

行動経済学で日本人のコロナ混乱を解明

人々の不安の蔓延

2020年4月8日、緊急事態宣言が発令された。さらに、4月16日にはそれが全国規模に広がった。

Photo by GettyImages

コロナショック以降、筆者が市場参加者と議論するなかで、気持ちも晴れなくなったという話をよく耳にする。多くの方々は、自らも新型コロナに感染するのではないかとの不安と背中合わせの毎日を送っている。

しかも、マスコミを通じ、毎日のように感染者の増加が伝えられる中ではなおさらだ。TVのバラエティ番組をはじめ、危機を煽ることしか考えていないのではないかとさえ疑うものもある。そもそも、TVから流れる情報がコロナ関連ばかり繰り返されるなかでは、意識もすっかり鬱状態に感染されやすい。

 

新型コロナウィルスによる感染症という直接的な影響に止まらず、心理面から引き起こされる影響への留意が必要だ。そこで、ここでは行動経済学の観点からコロナショックの側面を考えることにする。