Photo by GettyImages
# 鉄道 # 新型コロナウイルス

払い戻しで損する人も、スイカ、パスモ定期券の「意外な落とし穴」

外出自粛で不要に…どうすれば

急いで払い戻す必要はあるのか

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令された。それと相前後するように多くの職場では、自宅待機やテレワークに切り替わり、学校も休校期間が延長されることになった。そうなると、通勤通学に利用していた鉄道に乗車することもなくなり、購入済の定期券が不要となる。

Photo by GettyImages

一番安い1ヵ月定期券でも通勤距離によってはかなりの金額であるし、6ヵ月定期券を購入していれば、高額な定期代を負担していることも珍しくない。「再開が見通せないのであれば、払い戻したほうがいいのではないか」と駅の窓口に人が押し寄せ、大変な行列ができ、かえって感染リスクが高まったとの報道もあった。

果たして、そんなに急いで払い戻しをしなければならないのか? また、払い戻しをするときの注意点はあるのかどうか、鉄道各社の対応を首都圏を中心に見てみよう。

鉄道各社によって微妙な違いはあるので、利用している鉄道会社の公式サイトを熟読してもらいたいのだが、「一般論」は次の通りだ。

 

通常の定期券の払い戻しについて、1ヵ月定期券の場合は、使用開始日から7日以内に限って受け付ける。2ヵ月以上の場合は、残存期間が1ヵ月以上ある定期券に限って払い戻しができるというのが「原則」だ。

したがって、1日でも早く窓口に出向いて手続きをしなくてはならないことになる。ところが、それを今回の場合にも適用すれば大混乱が起きてしまう。そこで、特例として、緊急事態宣言が発令された4月7日を基準に定期券の払い戻し請求日とすることになったわけだ。