4月25日 世界ペンギンの日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日、4月25日は「世界ペンギンの日」と制定されており、例年各地でペンギンの魅力やペンギンを取り巻く環境について発信するイベントが開催されます。

 

「世界ペンギンの日」制定のきっかけは、南極観測でした。南極沿岸のロス島(Ross Island)に、マクマード(McMurdo)という観測基地があります。ここは世界最大級の南極基地の1つで、1955年に開設されて以降、現在もアメリカの南極観測において重要な拠点になっています。

マクマード基地 Photo by Getty Images

マクマード基地の研究者たちは、毎年4月25日前後にアデリーペンギンというペンギンの一種が突然大移動を起こすことを発見しました。そのことをきっかけに、いつからか4月25日がペンギンに対する理解を深めるための記念日になったのです。

ですから「世界ペンギンの日」は、ペンギンに関する環境問題を考える日でもあるのです。

移動するアデリーペンギンの群れ Photo by iStock

現在、世界には18種のペンギンが生息していますが、その半分以上が絶滅危惧種になっています。その理由は、気候変動に加え、ペンギンのエサとなるオキアミの乱獲など人為的な部分もあるとされています。

ヒトによって地球の生物多様性が失われないように、普段から環境にやさしい行動を心がけていきたいですね。