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世界が驚く「日本のマスク習慣」最初に広めた意外な人物をご存知か

明治時代に黒マスク普及、一体なぜ?

マスク嫌いの欧米人も着用推奨へ

新型コロナウイルスの影響で、俄然存在感を増したマスク。その効用を軽視していた欧米諸国も、認識を変えつつある。

これまで、欧米で日本人がマスクをしていると、距離をあけられたり、タクシーに乗車拒否されたりすることが珍しくなかった。「マスクは重大な感染症にかかっている人がつけるもの」だからである。

新型コロナウィルス発生後の2月初旬には、ニューヨークで「マスクをしたアジア人」が暴行を受けるという事件が発生した。「マスク=新型コロナウイルス感染者」という短絡的な発想からだろう。

しばらくすると、同じくニューヨークで、今度は「アジア人なのにマスクをしていない人」たちが差別的な言葉を浴びせられたり、暴行を受けたりする事件が続発した。

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しかしここにきて、これまで「健康な人はマスクをする必要はない」「マスクに感染症予防の効果はない」としてきた世界保健機関 (WHO)やアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が、マスクにも一定の感染症予防効果があるという見解を示したため、「マスク不要論」を唱えてきた各国政府も国民にマスクの着用を促すようになった。

 

一般的なマスクには、直接的な飛沫感染しか予防することができないと言われているが、予防のつもりでマスクをしている無症状感染者が、他人に感染させずに済んでいるということはおおいに有りうる。

世界的なマスク不足という課題はあるものの、今からでもマスクの効用を見直すことは、今後の感染拡大を防ぐためにも有効だろう。